虐めに遭い、頭に重症を負っていたジャンボうずらが、とうとう死んでしまった
寝たきりになってからの闘病8日目だった
体を起こして支えてやれば辛うじて、餌と水を摂取出来た
このような容態になってもミルワームは美味しいらしく、喜んで食べていた
毎日糞尿を蒸しタオルで拭いてやり、清潔も保っていた
左半身に障害が出ているのと、水を飲むと痙攣を起こす症状が出ていた
私は獣医ではないが、一生懸命治療法を模索し
経口でブドウ糖と生理食塩水、ビタミンなどの点滴を一日十数回程行った
でも、どうにもならなかった...
私の家では父の代から言われている
「ペットが死んだ特に行う礼式」があり、其れに則って彼(彼女かな)を送ってやった
(助けられなくてごめんな。もし、又生れ変われたら会おうな)
私の不注意で短い生涯を終えたこのうずら
もしまた私の所へ産まれてくれたら、大好きなミルワームを沢山食べさせてあげたいと思った
まぁ...
どの子がこの子かわかんないし、
この子が
「こんな奴の所真っ平だ」と思うのであれば、それはそれ、
よそで、幸せになって欲しい
大きな地球上で、小さな日本で、今にも絶対過疎になりそうな町で起きた
小さな出来事でした。