(戦うもっさん)
モサ〜ッとしていたジャンボうずらのもっさん。
ここ何日かの間にメキメキと防衛力をつけてきた
以前はいじめられっこだったジャイアント馬場
実はあのジャイアント馬場(ジャンボうずらの巨大な白)が、体格にモノを言わせてジャンボうずらのボスに君臨してしまった。
このジャイアント馬場(以下、面倒なので、馬場さん)がもっさんの天敵で、現在も虐められる傾向にある
一応、開放スペースが広いので逃げまわり、流血の被弾は避けている
だが、もっさん、実は優しくて、同居の色変わりうずらを守っているような行動を取る時がある
そして、最近では逃げ回るだけでなく、出来るだけ温和に馬場さんの一群に溶け込もうと少しずつ距離を詰めている
とても感心なもっさんであった
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心配な事が一つ・・・
虐められて頭の羽が無くなり、瀕死のジャンボうずらが寝たきりで6日目を迎えた
最初抗生剤を塗布して治療を行っていたのだが、容態が悪化
同時に同程度の怪我を治療していた姫うずらは悔やまれながらも死んでしまった
この管理能力の無さの犠牲になったうずらはこれで何羽目だろう・・・
その度に我が家に伝わる「飼育している小動物が死んだときに行う儀礼」によって、再会を祈りながら葬った
この瀕死のジャンボうずら、
現在はナトリュームやカリュウム、ブドウ糖といった物を経口で点滴している
又、ミルワームはかろうじて食べるようなので、ビタミン剤をまぶして与えている
どうも左半身に障害が出てしまった
垂れ流し状態の糞尿を夕方に蒸しタオルで拭いてやり
左足をマッサージしたり、軽く曲げ伸ばししてリハビリを心がけている
(いっそ楽にしてやっても・・・)
と、考えたが
以前、鶏の飼育経験で
「動物は苦しくても痛くても死んで楽になろうとは絶対思わない。あるのは生存しようとする本能だけだ」
と言う事が解かったので
「俺何やってんだろう???」
と、思ってもただ単に
「この目の前の生命を生かす為」
と自分に言い聞かせ、治療に当たっている
ヤキトリ食っておいて、「俺って頭おかしいんじゃないか?」と疑心暗鬼にもなるが、
ペットはペット、犬・猫と同じだ
確定申告の計算をタイプしながら多分今日も付きっ切りの一日になりそうだ
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そういえば・・・
この騒ぎで卵をぱったりと産まなくなっていた姫うずらが、今日産卵していた
3月に入り、少し暖かくもなってきた
前回は土に戻ってもらった姫うずらの卵だが、今回はちょっと様子を見ようと思う
コンスタントに10個溜まればそれは
「子孫を残したい」という、この姫うずらのメッセージだと受け止めて
再度孵化を試みようかと思う
もし産卵がまばらで、中々10個以上溜まらなければ
「まだ、その時期ではない」
と受け止めて、再度暖かくなる時期まで待とうと思う
姫うずらの怖い事・・・
小さすぎて繊細なこの子達を粗雑な私が成育することは本当に怖い事なのだ
1羽1羽、可愛がって飼育する事は出来るかも知れない
だが、大所帯でこそ「うずらでありき」
うずらの「う」は草を意味し、「ずら」は連なるの「つら」に由来する
変な解釈かもしれませんね。